ワックス落とし

先日塗ったホットワックスを剥がしました。




こういう作業をやっていると、いよいよ「雪山が呼んでいる」という感じがしてワクワクしてきます。


ユーミンの『雪だより』という唄の歌詞に「エッジのキズを息かけてみがく～」というくだりがありましたが、エッジのキズが息かけて消えるかどうかは置いといて、実にシーズン前のスキーヤー、スノーボーダーの気分を端的に表現した歌詞だと思います。

今年は雪は心配なさそうなので、エッジにキズがつくようなブッシュや岩は大丈夫そうです。

蔵王ツアー【2010.Feb.11～14】

２月の連休を利用してかみさんと蔵王に行ってきた。

昔から有名な山形蔵王だが、かつては山形自動車道なんてものはなかったのでちょっと遠くて後回しになっていたスキー場だ。

１１日は祝日なので、高速道路も１,０００円 ! この距離を走るとありがたい特典だ。


連休だったが、宿はなんとか確保できた。ホテル蔵王の『お部屋お任せプラン』・・・・行くまで部屋がどこになるかわからないというミステリアスなプランだが、通された本館321号室は、なんの問題もなく快適であった。
　３泊４日、大人二人で５万円という価格であったが、料理も差別されることはなく、フロントの応対も気持ちよく温泉も源泉掛け流しで熱くもなくぬるくもなくのよい加減、けっして最近のリゾートホテルのように綺麗ではないが、私的には、また利用してもよいと思うホテルであった。


ホテル蔵王


【樹氷原】

11日の午前中は天気もよく噂にきく美しい白銀の樹氷原を鑑賞できた。
午後から曇りだし、その後は12日も13日もずっとガスっていたので運が良かったといえるだろう。

『樹氷鑑賞』はスキーヤー＆スノーボーダーだけの楽しみではなく、一般の観光客もロープウエイで普段着のままアクセスできるため、整理券がいるほど大変混雑している。
中国や韓国の団体観光客が多いのが最近の東南アジアの高景気を物語っている。


大混雑の樹氷高原駅



樹氷原



モンスターのような樹氷



樹氷原コースを滑るカミサン


蔵王は樹氷も美しいが、木の枝が凍った『霧氷』も美しい


霧氷


樹氷原コースは、狭いうえ連休初日とあってすごい混雑！脇でカミサンを待っていたらおじいさんスキーヤーがつっこんできた（笑）
このコースで滑りを楽しむなら、ロープウエイ最終便がおすすめ。３日目はこれで貸し切りのようにガラガラの中を滑ることができた。


【横倉のカベ】

蔵王といえば「横倉のカベ」を素通りするわけにはいかない。
噂にきく急斜面にチャレンジ♪





写真ではわかりにくいが、まあ結構な急斜面だ。しかもコブコブ、ガリガリ（笑）

11日はスノーボードで、13日はスキーでそれぞれ滑ってみた。

ボード一本目は、様子見で慎重に滑る。だいたい状況がわかったところで二本目は、ノンストップ一気すべりに挑戦・・・・・したが、「ヒャッホー」ってな具合にいい気になってたらバックサイドターン時にコブに思い切り飛ばされ、転倒。
見た目は、ださださであろうが、とりあえず転倒一回きりでノンストップで降りてくることができたので満足・・・足はがくがく（笑）

スキーでは、さすがにボードよりキャリアが長いだけあって楽しんで降りることができた。
上から下までほぼフォールラインにそって降りてこれるのだが、なぜか３本とも最後の平らになる直前で尻餅転倒！・・・・集中力と体力が尽きた証拠だろう（笑）


蔵王は北斜面のため、スキー場全体として斜面が堅い。アイスバーンのよい練習になる。


こんな氷の彫刻もあちこちに・・・・


3日間かけて、蔵王の全コースをくまなく滑ったが、なかなか面白いスキー場であった。

常設ポールあり、ウェーブあり、モーグルバーンあり・・・・パークのキッカーやボックスも私レベルにはちょうどいいサイズで遊びながらいい練習になった。

今回は悪天のため3日間とも「樹氷ライトアップ」を鑑賞することはできなかったので、また温暖化で雪がなくならないうちに足を運びたいと思う。


【上杉雪灯籠祭り】


ホテルでニュースを見ていたら、米沢で雪灯籠祭りが開催されているというので、4日目は帰りがけに寄ってみることにした。（4日目は疲労のため観光日）


今年は米沢市内に降雪が少なく、会場まで雪を運んで作ったそうだ。

会場である上杉神社はマイカー規制のため、市役所の駐車場に駐車し、そこから100円の送迎バスにて会場に移動。

日が暮れるまで数時間、上杉神社参拝や会場内の食べ歩きで時間を潰すことにする。
カミサンはこういうのが好きなのでご満悦。ゆるキャラの「かねたん」とも握手できてさらにご満悦のようす。

私的には、運転するまで時間がかなりあるので地酒を飲めるのが嬉しい。上杉小町のお姉さんも綺麗だったのでご満悦♪



かねたん（直江兼続）とかげっちさま（上杉景勝）



上杉小町のお二人

それにしても、こんなゆるきゃらにされているとは直江兼続も上杉景勝も驚くだろうなあ～


日が暮れると、無数の雪灯籠やろうそくで埋め尽くされ、幻想的で美しかった。

白馬さのさか モーグル練習 【2010.Jan.26】

大雪の菅平を抜けて、長野経由で佐野坂に到着。

朝まではまだ時間がたっぷりあるので、チューハイを引っかけてコンビニ駐車場にて車中泊。
ＦＦヒーターのおかげで、エンジンを切って寝られるのでコンビニの「アイドリングストップ」にも抵触しない。


シアター付の快適車中泊♪


夜があけると夕べの大雪と打って変わって雲一つない青空♪




「これは、パウダーやるしかないでしょう！」・・・と朝飯のおにぎりをほおばりながらさのさかスキー場へダッシュ。午前中はスノーボードに変更。


午前8時リフト開始と同時にゲレンデへ。第５リフト沿いは昨晩の雪で一面のパウダー♪

ちょっとした時間差で美味しいファーストトラックは奪われてしまったものの、ふかふかのパウダーを数本すべり大満足。
「結構、滑ったなあ・・・そろそろ昼かな～」と思って時計を見たらまだ9時30分・・・・！

普段のように宿に泊まって、朝食をとってから滑り出すと滑り出し時刻が10時近くだからこのように感じるのだろう。このペースで一日滑ったらオヤジ的には身体がもたん。



第５リフト沿いのパウダー


パウダーを満喫したところで、後半は当初の予定どおりスキーに履き替えてモーグルトレーニング。

常設モーグルコースは、まだ出来ていなかったので、しばらくはフラットバーンと初級モーグルコースにて練習。


初級モーグル練習コース


目線を2つ先のコブへ送ったり、ストックワークを意識するなどして、だいぶ身体が遅れなくなったが、脚の伸身がうまくできず、特に左ターン時にとらえが甘く暴走気味になってしまう。

・・・・・なかなかイメージどおりにはいかんなあ・・・・

私よりも上手に滑っている女性がいたが、年をきいたらなんと還暦！・・・・わしもまだまだこれからじゃ！


途中、ロデオＦＳＣのメンバーであり、ここでモーグルスクールの講師をしている「トモちゃん」こと草深イントラにワンポイントアドバイスを受けるも、さしたる変化なし（笑）・・・・・彼女にしてみれば、しょーもないオッサンとさじを投げたくなるところでしょうか。


午後3時を回るころ、常設のコースの整備が済んだので、２～３本滑る。



常設モーグルコース


写真のように、モーグルバーンといってもまだフラットバーンである。
しかし、こんな状態でさえ、身体が遅れるシーンが何度もあるので、何をか言わんや・・・である。

3月のワンゲルモーグル大会のコースはここだから、もう少し足を運んで練習せんことにゃあきまへんなあ。

妙高赤倉スキー＆ボード 【2010.Jan.04～06】

正月休みをフル活用して、カミサンと大学時代にバイトをした懐かしい妙高高原に久しぶりに行ってきました。


妙高山に向かって

赤倉温泉の『ホテル太閤』の井上支配人は、今はなき「妙高高原ホテル」で居候をしていたころからのおつきあい。今回もお世話になりました。


ホテル太閤



井上支配人とカミサン


到着した1月4日は、久しぶりの快晴でしたが、31日から3日までは連日、雪、雪、雪・・・「もう止めてくれ！」と叫びたくなるくらい降ったそうです。


支配人陣頭指揮で除雪作業


カミサンは３日間連続でスノーボード、私は、初日と２日目はスノーボード、３日目はスキーを楽しみました。

今年から乗っているＲＩＤＥのロッカーボードは、少し重めの妙高の新雪でもよく走り、また新赤倉スキー場・・・今は「赤倉観光リゾートスキー場」・・・のホテルＡコースのコブコブもターンのきっかけがとりやすく、とてもＦＵＮなボードです。




かつて手も足も出なかったチャンピオンＡコースも「イヤッホー」と奇声を発しながら楽しめるようになったことを考えると、私も（まだまだへたくそながらも）多少は乗れてきたということでしょうか？



妙高といえば、蕎麦が美味しい地域ですが、赤倉観光リゾートの霧下ソバは、大変美味しかったです。
ただ、ボリュームは少ないので若い人には物足りないでしょうが・・・・






初日（４日）こそ晴天だったもの、翌日からはまたまた雪・・・・車もあっという間に雪のオブジェと化してしまいます。






赤倉温泉スキー場と赤倉観光リゾートスキー場は共通パスで滑れるのでリーズナブルではありますが、いかんせん移動が大変。
　
スキーはともかくスノーボーダーにとっては、ちとしんどいものがありますね。


まあ、そんな中でうちのカミサンもよくガンバって滑ったものです。
31日から（3日だけ休んで）6日までの6日間連続ですから、40過ぎのオバサンボーダーとしては褒めてやりたいところです。





温泉たまご

緩斜面あり、急斜面あり、名湯あり・・・また泊まりがけで来たいスキー場「赤倉」でした。

年越しスキー 【2009.Dec.31～2010.Jan.02】

もう20年近く続いている私企画の嬬恋年越しスキー、今年は雪に恵まれました。




浅間ハイウエイの分岐あたりから、雪が降ってきて嬬恋村に入る頃には、すっかり雪景色。
我が愛車「くろべえ」も初の雪道体験です。


うきうきする雪道ドライブ


雪がないのも困りものですが、雪が降りまくるのもこれまた大変。車を出すにも除雪作業に一苦労です。









グリーンフィールドオーナーの今井真行氏



オーナー奥さんの敦子さん・・・美人なのになぜかひょうきんもの


独身時代は２５人くらい集めて、花火とか上げて賑やかにやった年越しスキーですが、今は「企画」というよりは「プライベート」。・・・・果たしてスキー好きのメンバーでいつまで（何歳まで）続けているかわかりませんが、健康で怪我なく、長～く楽しみたいものです。