光ヶ原キャットツアー【2010.Feb.16~17】 [スノーボード]
REVICの坂本さんのお誘いで竹内正則プロプロデュースのキャットツアーに行ってきました。
今回は、釣りの『仕立て船』ならぬ『仕立てキャット』であり、レビック軍団の貸し切り仕立てツアーでした。
キャットという名の雪上車で広大な光ヶ原牧場を移動し、ハイクなしでバックカントリーを満喫できるという贅沢な大人のスノーボードです。
どくろマークのキャットが海賊船のようでクール!
このツアーを企画運営している竹内正則プロは、まさに日本のスノーボードの歴史ともいえるお方でありますが、私のようなへっぽこにも気さくに接してくれました。
竹内プロ
→ 竹内プロのプロフィールはこちらをクリック
当日の参加者は、元レーサー、現役デモ、インストラクター、現役レーサーなど・・・・私以外は皆、超上手い人ばかり。
果たして私のようなスノボ5シーズン目、BC初級者のへっぽこサンデーオヤジボーダーがくっついていけるのだろうか?と内心不安もありました。・・・・・・が、結果はなんとか足をひっぱらずに済んだようです。
『みのりん』こと岸野稔JSBAデモと
竹内プロと
朝7:00に新井PAで集合し、ちょこっと走って光ヶ原ベース小屋に。
ビーコンをつけ誓約書を記入し、簡単なブリーフィングをしたところでいよいよお待ちかねのキャットツアー開始です。(ビーコンはもっていなくてもレンタルがあります)
ガタガタとキャットに揺られ、ドロップポイントまで移動
キャットの中で・・・満面の笑みの坂本氏
キャットを降りて眼前に広がる景色もまた格別です。
もう少し、晴れていたら日本海までくっきりと見渡せたことでしょう。
ゲレンデと違い、バックカントリーですから、気温、積雪、風、その他の条件により同じコースは存在しません。
滑走前には竹内プロから各斜面についての注意点やコースどりのアドバイスがあります。
このアドバイスをきちんと聞いて、それに素直に従わないとトンでもないことになることでしょう。
そういう意味でも、これは「大人の遊び」と言えるのかもしれません。
最初に竹内プロが滑走し、そのあとに我々が範囲内を自由にシュプールを描きます。
「まずは足馴らし・・・」と言いながら、結構ナイスな急斜面(笑)・・・・でも、光が丘の最大斜度は64°ということなので、ここなどは中斜面でしかないそうです。
小さく見えるキャットを目指し、至福の滑走♪
竹内プロが普通のゲレンデのように自然体で簡単そうに滑るので「楽なコース?」と錯覚してしまいますが、2番スタートの『カズキン』選手。ゴール近くで派手に転倒していました。
そういう私も、ちょっとした起伏にバランスを崩し、スリップダウン。やはり自然はそう甘くはありません。
それでも、無理しない程度の滑りで慎重に2~3本滑っているうちに、だんだん身体が慣れてきてノーミスで滑ることができるようになってきました。日頃、バランスボードとかでトレーニングしていたのも効果があったかもしれません。
なんの根拠もありませんが、緊張して滑り出すより「イヤッホー」と奇声をあげて楽しんですべることがノーミスの秘訣かも?
とはいっても、お世辞にも「かっこいいパウダーラン」とはほど遠い滑りであることは間違いないでしょう。
もっと、上手くなって、かっこよく滑れるようになりたいものです。
午前中のランが終わったところで、レストハウスで暖をとりながら、ランチタイム。
後半は、ややガスって視界が悪くなってきたものの滑りには問題ない程度。
ただし、ゴーグルはクリアレンズ系でないとギャップやうねりが見えないので危険です。
だいぶ慣れてきたので、秘訣の「ヒャッホー」という奇声と共に、美味しそうな中斜面を勢いよく飛び出したものの、本日一番の大転倒!縦回転がなかなか止まらず3回くらい空をみたでしょうか(笑)
しかし、勢いよく転倒してもそこはパウダー。気持ちが折れるような痛みがないので楽しいばかりです。
転倒すらも楽しみになってしまうところが、BCの良さでしょうか?
午前、午後で6本~7本ほど滑りましたが、ツリーランあり、広大な気持ちのいい牧場ランあり、振り子状の沢コースありと変化にとみ、とてもスリリングで楽しい・・・・今風にいえば「かなりヤバイ!」楽しさです。
全員、無事怪我もなくキャットツアーを満喫できました。
沢のコース
それにしても、バックカントリースノーボードは楽しい♪
これがやりたくてスノーボードを初めたといっても過言ではないかもしれません。
私は下手ながらも・・・「安定して一糸乱れぬ美しい滑り」というものにはどうも熱くなれません。
反対に「転ぶか転ばないか紙一重」というスリリングな滑りには、アドレナリン出まくりで熱くなります。
そういう点では、足下が不安定なバックカントリーはまさに理想の舞台といえるかもしれまえせん。
しかし、技術の裏付けのないチャレンジは無謀であり、バックカントリーでは命とりになるばかりでなく、他のクルーにも大迷惑になります。
バックカントリーを安全に、かつスリリングに自由自在に滑るためには、もっともっとゲレンデやパークで滑走技術を磨き、引き出しをたくさん作らねばならないでしょう。
まあ、そうはいってもとりたてて才能があるわけでもない普通のサンデースノーボーダーの私としては、一朝一夕に「自由自在」というわけにはいかないので、ジジイになるまで気長に楽しんでいこうと思います(笑)。
キャットツアー・・・・ハイクアップのBCツアーに比べると、ちょっとばかり支出は覚悟しなければなりませんが、投資以上の大満足度を得られるものでした。
大袈裟ながらも、今回のキャットツアーは私のスキー&スノボの歴史の中でも、忘れることのできない珠玉の思い出となることでしょう。
キャットツアー!おすすめです。
追記:翌17日は「関温泉スキー」場にてパウダーを満喫。
今回は、釣りの『仕立て船』ならぬ『仕立てキャット』であり、レビック軍団の貸し切り仕立てツアーでした。
キャットという名の雪上車で広大な光ヶ原牧場を移動し、ハイクなしでバックカントリーを満喫できるという贅沢な大人のスノーボードです。
どくろマークのキャットが海賊船のようでクール!
このツアーを企画運営している竹内正則プロは、まさに日本のスノーボードの歴史ともいえるお方でありますが、私のようなへっぽこにも気さくに接してくれました。
竹内プロ
→ 竹内プロのプロフィールはこちらをクリック
当日の参加者は、元レーサー、現役デモ、インストラクター、現役レーサーなど・・・・私以外は皆、超上手い人ばかり。
果たして私のようなスノボ5シーズン目、BC初級者のへっぽこサンデーオヤジボーダーがくっついていけるのだろうか?と内心不安もありました。・・・・・・が、結果はなんとか足をひっぱらずに済んだようです。
『みのりん』こと岸野稔JSBAデモと
竹内プロと
朝7:00に新井PAで集合し、ちょこっと走って光ヶ原ベース小屋に。
ビーコンをつけ誓約書を記入し、簡単なブリーフィングをしたところでいよいよお待ちかねのキャットツアー開始です。(ビーコンはもっていなくてもレンタルがあります)
ガタガタとキャットに揺られ、ドロップポイントまで移動
キャットの中で・・・満面の笑みの坂本氏
キャットを降りて眼前に広がる景色もまた格別です。
もう少し、晴れていたら日本海までくっきりと見渡せたことでしょう。
ゲレンデと違い、バックカントリーですから、気温、積雪、風、その他の条件により同じコースは存在しません。
滑走前には竹内プロから各斜面についての注意点やコースどりのアドバイスがあります。
このアドバイスをきちんと聞いて、それに素直に従わないとトンでもないことになることでしょう。
そういう意味でも、これは「大人の遊び」と言えるのかもしれません。
最初に竹内プロが滑走し、そのあとに我々が範囲内を自由にシュプールを描きます。
「まずは足馴らし・・・」と言いながら、結構ナイスな急斜面(笑)・・・・でも、光が丘の最大斜度は64°ということなので、ここなどは中斜面でしかないそうです。
小さく見えるキャットを目指し、至福の滑走♪
竹内プロが普通のゲレンデのように自然体で簡単そうに滑るので「楽なコース?」と錯覚してしまいますが、2番スタートの『カズキン』選手。ゴール近くで派手に転倒していました。
そういう私も、ちょっとした起伏にバランスを崩し、スリップダウン。やはり自然はそう甘くはありません。
それでも、無理しない程度の滑りで慎重に2~3本滑っているうちに、だんだん身体が慣れてきてノーミスで滑ることができるようになってきました。日頃、バランスボードとかでトレーニングしていたのも効果があったかもしれません。
なんの根拠もありませんが、緊張して滑り出すより「イヤッホー」と奇声をあげて楽しんですべることがノーミスの秘訣かも?
とはいっても、お世辞にも「かっこいいパウダーラン」とはほど遠い滑りであることは間違いないでしょう。
もっと、上手くなって、かっこよく滑れるようになりたいものです。
午前中のランが終わったところで、レストハウスで暖をとりながら、ランチタイム。
後半は、ややガスって視界が悪くなってきたものの滑りには問題ない程度。
ただし、ゴーグルはクリアレンズ系でないとギャップやうねりが見えないので危険です。
だいぶ慣れてきたので、秘訣の「ヒャッホー」という奇声と共に、美味しそうな中斜面を勢いよく飛び出したものの、本日一番の大転倒!縦回転がなかなか止まらず3回くらい空をみたでしょうか(笑)
しかし、勢いよく転倒してもそこはパウダー。気持ちが折れるような痛みがないので楽しいばかりです。
転倒すらも楽しみになってしまうところが、BCの良さでしょうか?
午前、午後で6本~7本ほど滑りましたが、ツリーランあり、広大な気持ちのいい牧場ランあり、振り子状の沢コースありと変化にとみ、とてもスリリングで楽しい・・・・今風にいえば「かなりヤバイ!」楽しさです。
全員、無事怪我もなくキャットツアーを満喫できました。
沢のコース
それにしても、バックカントリースノーボードは楽しい♪
これがやりたくてスノーボードを初めたといっても過言ではないかもしれません。
私は下手ながらも・・・「安定して一糸乱れぬ美しい滑り」というものにはどうも熱くなれません。
反対に「転ぶか転ばないか紙一重」というスリリングな滑りには、アドレナリン出まくりで熱くなります。
そういう点では、足下が不安定なバックカントリーはまさに理想の舞台といえるかもしれまえせん。
しかし、技術の裏付けのないチャレンジは無謀であり、バックカントリーでは命とりになるばかりでなく、他のクルーにも大迷惑になります。
バックカントリーを安全に、かつスリリングに自由自在に滑るためには、もっともっとゲレンデやパークで滑走技術を磨き、引き出しをたくさん作らねばならないでしょう。
まあ、そうはいってもとりたてて才能があるわけでもない普通のサンデースノーボーダーの私としては、一朝一夕に「自由自在」というわけにはいかないので、ジジイになるまで気長に楽しんでいこうと思います(笑)。
キャットツアー・・・・ハイクアップのBCツアーに比べると、ちょっとばかり支出は覚悟しなければなりませんが、投資以上の大満足度を得られるものでした。
大袈裟ながらも、今回のキャットツアーは私のスキー&スノボの歴史の中でも、忘れることのできない珠玉の思い出となることでしょう。
キャットツアー!おすすめです。
追記:翌17日は「関温泉スキー」場にてパウダーを満喫。
こんばんは。光ヶ原で検索しててたどりつきました。
光ヶ原、マサさん、最高ですね。一度味わうともうやめられません。。。
by Tabi (2010-06-30 23:03)
Tabiさん
コメントありがとうございます。
光ヶ原、もう抜けられませんわ(笑)
来シーズン用に、竹内プロが履いていたバートンのニューボードを注文したので、今から楽しみです。
by ひかるさんぺい (2010-06-30 23:38)